第41章 一族の争い

花岡寿也は、花岡友哉がようやく首を縦に振ったのを見るや、顔いっぱいに得意げな笑みを浮かべた。

「兄貴。今回の賭けは、俺たちの一生を決める。ここで俺に負けたら、これから先、花岡家は全部俺のものだ」

「……お前には、絶対に手加減しない」

花岡寿也の声には、刃のような狠さが滲んでいた。

この勝負で花岡友哉が負ければ、待っているのは惨い末路だ。

江海市から追い出されるだけで済むとは限らない。口封じに殺される――そんな可能性すらある。

家族同士の争いは、結局のところ生きるか死ぬか。容赦などない。

「寿也……花岡家のために、俺は勝たなきゃならない!」

「お前の性根はよく知ってる。お前に家...

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